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2025年1月 Act.2放送開始
STORY
EPISODE
第24話

「名も無き物語に終焉を」

トゥルダールの国を人質にして、ティナーシャに2つのエルテリアの破壊を要求するヴァルト。彼は、愛する少女ミラリスが歴史の行き止まりとして魂を解体されてしまう運命を終わらせようとしていた。エルテリアがもたらすヴァルトの苦しみや世界への影響を知ってもなお、どうするべきか迷うティナーシャ。そこへ駆けつけたオスカーに後を託し、青いエルテリアを抱えて「無言の湖」に飛び込んだティナーシャは、自分がもっとも幸福だった時へと遡る……。

EPISODE
第23話

「記憶の果て」

マグダルシアの軍勢がトゥルダールに押し寄せ、遂に戦が始まった。ティナーシャはルチアとの直接対決に挑むが、そこへオスカーが駆けつけ、ヴァルトから得た情報が伝えられる。ルチアの体の中にいるのはマグダルシアの王で、本物のルクレツィアの魂は呪具「忘却の鏡」に閉じ込められていると……。ルチアとの戦いをオスカーに託し、元凶である「忘却の鏡」を破壊するティナーシャ。だが、この戦いの終結も、ひとつの節目に過ぎなかった――。

EPISODE
第22話

「いつかの君と」

いつかの歴史の中で、ファルサスの魔法士長を務めていたヴァルト。オスカーとティナーシャの信頼も厚い彼は、無数の生を繰り返していた。ある時、大国タァイーリの唯一神・イリティルディアによるファルサス襲撃で愛するミラリスを失った彼は、歴史を書き換えるためにエルテリアを使う──。それは、現在のヴァルトだけが知る存在しない歴史だった。一方、ルチアを警戒していたティナーシャは、偵察でマグダルシアへ向かうが……。

EPISODE
第21話

「過去の矜持」

ファルサスの隣国マグダルシアで、王が謎の昏睡状態に陥る。相談を受けたティナーシャが城を訪れると、王の代理だと主張するルチアが家臣たちを操り、居座っていた。ルチアが魔女並の魔力を持っていると察知したティナーシャは一旦引くが、状況次第では戦になる可能性もあり、オスカーと対策を話し合う。だが、ルチアの正体が“閉ざされた森の魔女”ルクレツィアだと突き止めた矢先、オスカーが襲われ、アカーシアも奪われてしまう。

EPISODE
第20話

「永遠の半分」

オスカーの誕生日を祝う式典が開かれ、ガンドナ国王の代理を務めるオーレリアと、彼女の後見人であるトラヴィスも参列する。トラヴィスは自身に執着する魔族・ファイドラがオーレリアを狙うのを避けるため、ティナーシャに身代わり役を頼む。一方、ファルサス城内では、素性のわからない赤ん坊が捨てられていた。ティナーシャがファイドラの襲撃を受けていた頃、オスカーとオーレリアの前には黒い霧をまとった赤ん坊が現れる……!

EPISODE
第19話

「幸せな悲しみ」

これまでファルサスを脅かしてきた黒幕・ヴァルトがティナーシャを攫う。彼の狙いは赤と青の魔法球「エルテリア」の入手で、その協力をティナーシャに求めて姿を消す。2つ揃えれば何が起きるのかは、ティナーシャにもまだわからなかった。一方、ファルサス城には、オスカーに呪いをかけた“沈黙の魔女”ラヴィニアが現れる。そこで明らかになったのは、ラヴィニアがオスカーの祖母であるという事実と、母ロザリアの死の真相だった。

EPISODE
第18話

「無血の傷跡」

トゥルダールで子供たちが犠牲となる崩落事故が発生し、ティナーシャは宝物庫に封印された魔法球を手に取る。だが、発動はせず、時を超えて過去へ戻ることはできなかった。そんな時、大国・セザルにファルサス侵攻の動きがあり、オスカーは軍を率いて迎え撃つ。セザル軍の兵士たちは大半が動く死人だった。禁じられた呪術が使われたことを理由に戦に介入したティナーシャは、大元となるセザルの邪神・シミラを抑え込むが……!

EPISODE
第17話

「約束の折り返し」

オスカーの呪いの解呪に成功したティナーシャ。その後、トゥルダールの女王となる即位式の日を迎え、参列したオスカーも大聖堂で見守っていた。だがティナーシャは、儀式により召喚した精霊たちに契約の終結を告げると、自らの王位を一年のみと宣言する。それはトゥルダールを個人の魔力に頼らない国へ導くという、強い決意の表れだった。そんなティナーシャにオスカーは結婚を申し込む。思わぬ展開に動揺を隠せないティナーシャだが……。

EPISODE
第16話

「見えない貌」

東国・ヤルダの王宮に内乱の兆しがあり、王女のネフェリィは一時的にファルサスへ身を寄せる。オスカーを挟み、お互いの存在を意識してしまうティナーシャとネフェリィ。そんな時、ネフェリィを狙う刺客が城の結界を突破するが、それは内通者がいることを意味していた。ネフェリィたちヤルダ側は、ファルサスと婚姻を結ぶことで後ろ盾になって欲しいと望んでいるようだが──。国同士の思惑が絡む中、ヤルダの侍女が毒殺され、疑わしい武官が行方不明になる。

EPISODE
第15話

「答えの無い祈り」

ティナーシャの水差しに毒が入れられ、トゥルダールでは王太子のレジスが何者かに襲撃された。城内の警戒感が高まる中、デリラという女性が謁見に訪れ、自分ならばオスカーの呪いに耐えられる力を持っていると主張する。オスカーはひとまずデリラを傍に置くが、ティナーシャは不満を隠せない。そんなティナーシャの前に、旧知の魔族・トラヴィスが現れる。トラヴィスの攻撃により、瀕死の重傷を負ってしまうティナーシャだが……。

EPISODE
第14話

「硝子の羽化」

オスカーが城を留守にしている間に、ティナーシャが侵入した強盗団に攫われてしまう。一味を操る魔法士・ヤルノの目的は、オスカーが持つ宝剣・アカーシアと人質との交換だった。だが、ティナーシャが大人しく捕まっているはずもなく、オスカーは彼女に加勢しつつ、強盗団を討伐する。度重なる襲撃の裏には、ファルサス侵攻を狙う国・ドルーザの存在があった。戦を警戒するオスカーは、ティナーシャにトゥルダールへ帰るよう告げる。

EPISODE
第13話

「白紙よりもう一度」

大国ファルサスの王太子・オスカーは、自らにかけられた呪いを解く手立てを求め、魔法大国トゥルダールを訪れる。招かれた者しか入れないという城の地下では、ティナーシャが長き眠りについていた。目覚めた彼女は喜びの表情を見せるが、その理由を今のオスカーは知る由もなかった。強い魔力を持つティナーシャはトゥルダールの次期女王となる存在だったが、オスカーの呪いを解くため、しばらくファルサス城に滞在することになる。

INTRODUCTION
400年前 ―― 魔法士ラナクの裏切りにより
魔力を暴走させ、
魔法大国トゥルダール
一夜にして滅ぼしたティナーシャ。
その忌まわしい過去はオスカーによって
改変され、
世界は

“青き月の魔女”


存在することのない新たな時を刻み始めた。
ティナーシャはトゥルダールの女王
即位し、やがて長い眠りにつく。
すべての苦しみから自身を救い、
愛を告げて消滅していったオスカーと
遠い未来で再び出会うために……。
そして、400年後 ―― 書き換えられた世界のオスカーがトゥルダールを訪れる。
目覚めたティナーシャとの間に、共に過ごしてきた思い出は何ひとつない。
消え去った世界で結ばれたことさえ知らぬ
二人は、
ここからどんな物語を
紡いでいくのか ―― 。